キネマ珍報 ~オッサン&ロリ~

ども、鷹尾です。
監視カメラに変身シーンが映るとか、薄い本じゃないんだからさ…。
ねぇ?

さて置き、個人的には「ああ無情」の方がお馴染みですが、レ・ミゼラブルのお話。

何だろう、最近思ったんだけど、普通の映画って特に言う事無いね。
駄映画はいくらでもけなせるのに。
多分、僕は褒め方を知らないんだな、と納得。

何の話?

諸行無常。

話の大筋は平常通りだが、時間の都合上大幅に内容は改変されているので、
あらかじめ原作を読んで、「実写化」として見るのが正しい。
と言うか、映画側も「一通り読んできてるよね?」を念頭に置いている気がする。
一応、原作を全く知らなくても楽しめますよ。ある程度は。

ジャン・バルジャンは『脱獄囚』というレッテルを貼られてはいるが、
実際の所、映画中で脱獄を図ったという事実が語られていないので、若干腑に落ちない。
刑期満了で出所した直後に、例の銀食器事件となり、改心⇒8年後市長に、という流れなのに。
単なる脱獄囚ならば、銀食器の時点で逮捕されているはずである。
それなのに20年近く『脱獄囚』として追われ続けるのは何故だ?

ってか原作を読めって話らしい。
とにかく話が駆け足なので、ある意味で『100分で名著』状態である。

原作は「愛の物語」を焦点に描かれているが、映画版はあくまで「贖罪」の物語だと思う。
過去の罪に追われながらも、穏やかに暮らしたいバルジャン。
人に尽くす事で自分を赦そうともがいている姿は、事の大小あれど、「罪人は一生罪人なのか」という論点に集約される。

結局、正義と法の執行者として描かれるジャベールの自殺によってバルジャンは開放され、
意気揚々と去ってゆく所がラストシーンである。
これ以降の話は特に語られない。
罪は(心がけ次第では)赦される、というのが本作の結論となっている。と思う。

宗教観のある国では極々甘美な一般論だが、死刑制度のある日本ではあまり馴染みの無い事例かもしれない。

極端な例だが、幼女にイタズラしちゃったぞ、って人が罪を償って出所。
その後、経歴を隠したまま小学校の校長として手腕を発揮し、名声を得てゆく。
本人は改心し、真っ当な心で子供たちの教育に尽力することこそが、自分の過去の清算だと言う。
この理論にどれだけ納得できるのか。

見る人の心根次第です。


普通の映画はどうこう言いようが無い。
あ、ヒロインのコレット(成長後)のアゴが綺麗に割れているので要チェキ。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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