お姉様の意地悪!
ども、鷹尾です。
同人誌製作作業も大詰めの大詰めです。
そんな時期だけど映画見てきたよ。
あえてだよ?
場所は池袋のテアトルダイヤ。
見てきた映画は、みんな大好き

実写映画『マリア様がみてる』だよ。
僕と清洲とkataの3名という、社会的弱者トリオで行ってきました。
テアトルダイヤはスクリーンが2つしか無く、大人気ラノベの実写映画マリみての隣では、
大人気少女漫画の実写映画であるところの『君に届け』やってます。
小さなロビーには女性客が多かったけど、それみ~んな隣のスクリーン目当て。
ガラッガラのマリみて側はもちろん男性率高し!
なのにも関わらず、座席は前から2列目。野郎3人横並び。
どんな地獄だよ、いや、ある意味これから天国なんだけどさ。
----------以下、ネタバレや罵倒が多分に含まれてるってばよ----------
はい、じゃ、一方的にこの映画を罵倒しま~す。
原作を読んで、ドラマCDを何度も聞き、漫画・アニメまでコンプした男の主観です。
とりあえず、安い。
何がどうこうって言うか、全体的に低予算の香りしかしない。
本作で重要な位置を占めるであろうマリア像がとにかく安い。

ロビーに展示されていた実物で御座いますが、とにかくチープ。
だもんで、導入のタイを直されるシーンも何か迫力と言うか、耽美さに欠ける。
その他、予算の都合なのだろうか、シンデレラの台本が薄い。
3段組みとかじゃなく、普通に台本風なのに、街で貰えるモモコよりも薄い。
これじゃあシンデレラは城に行ったっきりですぞ?
学園祭のラストシーンではもちろんファイヤーストームなんてありません。
木造校舎の周りをキャンドルで軽く覆っただけです。多分、キャンドルジュンの仕業です。
学園祭後の喧騒なんざ一ミリも伝わってきませんのだ。
かなり人気がある作品だと思っていたのに、
こういう形で映画化するしか無かったのかと思うと残念でなりません。
カメラワークも微妙で、古典的と言うか、とりあえず無難に状況を撮ってます風。
ダンスのシーンだけはやたらグルグル回る。回る。回る。
アレだな、せっかくレール借りたからこれでいっぱい撮って元取ろうぜ、みたいな?
自主製作かよ!?
ああそうだよ、言いたくないけど、これもう完全に自主製作映画だよ。
高校生がちょっと良いカメラ使って、学園祭の出し物として作ったやつだよ。
……言い過ぎました。申し訳ありません。
高校生が赤いリボンのツインテールなのについては今更どうこう言わない。
だけど、せめてもう少しクラスメイトにも何かしら装飾品付けあげてよ。
差別化と言うか、単なる目印としてなのかもしれないけど、
あの学校内において祐巳はただのイタイ娘のようです。
少なくとも装飾品を付けているのは、全編通して祐巳と江利子だけですよ。
人物的な描写で言うと、こちらが持っている勝手なイメージ(主にアニメの)せいなのだが、
例えば、志摩子の髪型なのに細かく髪がピンピン跳ねてボサボサしているという部分に
「あ、何か、違う」って思ってしまうオタ心。
ロケが基本的に風の強い日ばかりだったようで、登場人物達は軒並み髪型が崩れています。
ま、人間だもの。実写だもの。
じゃ、そろそろ内容的な部分に。
ともかく心の台詞を削っているのが痛い。
原作、ドラマCD、漫画、アニメ全てに厳密ではないものの、この描写は付いてきます。
主人公である祐巳がどんな事を考えているのか、それが彼女の行動の動機であるからです。
実写映画なので仕方が無いのですが、これが無くなると、
原作を知っているからこその違和感に支配されます。
例えば連弾のシーン。
簡単に言うと、憧れの人との連弾をいつまでも続けていたいと思う反面、
早く終わっても欲しいという相反する感情から、祐巳はワザとミスをして強制終了、というものですが、
そういう説明を画面から読み取るのは不可能に近い演出なので、
ただ単に祐巳が普通にミスっただけに映ります。
モノローグは祐巳に言わせるのに、自身の心理は言わせて貰えないって、どうなんだろうね。
あ、そうそう、時間の経過を表現するのに、夕暮れの街並みを延々と流すってどうよ?
後、なんつーか基本的に生徒が林の獣道を通って生活してるのが凄いよ。
森に囲まれているのはわかるけど、もう少しまともに舗装された道は無いんですか?
書きながら思ったけど、多分ロケ地に広い場所が無かったんだろうな。
柏木が祥子と揉めるシーンも、外では無く空き教室で、しかも聖と祐巳だけが発見⇒告白を聞く、
という流れなので、大人数の中で祐巳だけが祥子の心を理解していたという展開が消えています。
まぁ細かい点ですが。
残念な事に、柏木はただのガチホモとして処理されています。
このシーンで隣に座っていたkataがニヤリと笑ったのは、完全に見なかったことにしました。
おいおい、どんなドキドキ愉快だよ、ファッキン。
あー、そろそろ疲れてきたので、最後に褒めます。
怒涛の様に褒めまくります。
まず、江利子の演技だけ異様に上手い。
当たり前だ。この子確か、伊吹鬼の後ろに座ってたもんな。屍姫だと主役だったもんな。
それ以外の人物達の台詞は、聞き取りにくいにも程があります。
これ、アフレコして、ない、のかな?
……はっ。褒めないと。
オーズ出演者の別の一面が見れます。
って、これは褒めてない。
上映前諸注意のFLASHアニメのキャストがちゃんといつもの声優だから、凄く落ち着くよ。
その直後にザワザワするけど。
えー、褒めないとね。
あ、スゲーのあった。
モブキャラの女生徒のブサイク加減が神レベル!
「クラスによくいるブス」という、AKBの逆を行くナイスなキャスティングでした。
うん、そんくらい。
けど一見の価値はあるよ。
BD出たら皆見ると良いよ。
実写テニプリは腹筋が破裂しそうでしたが、実写マリみては心の奥がチクチクされる感じでした。
ウム、久々にアレな映画を見たぞぃ。
同人誌製作作業も大詰めの大詰めです。
そんな時期だけど映画見てきたよ。
あえてだよ?
場所は池袋のテアトルダイヤ。
見てきた映画は、みんな大好き

実写映画『マリア様がみてる』だよ。
僕と清洲とkataの3名という、社会的弱者トリオで行ってきました。
テアトルダイヤはスクリーンが2つしか無く、大人気ラノベの実写映画マリみての隣では、
大人気少女漫画の実写映画であるところの『君に届け』やってます。
小さなロビーには女性客が多かったけど、それみ~んな隣のスクリーン目当て。
ガラッガラのマリみて側はもちろん男性率高し!
なのにも関わらず、座席は前から2列目。野郎3人横並び。
どんな地獄だよ、いや、ある意味これから天国なんだけどさ。
----------以下、ネタバレや罵倒が多分に含まれてるってばよ----------
はい、じゃ、一方的にこの映画を罵倒しま~す。
原作を読んで、ドラマCDを何度も聞き、漫画・アニメまでコンプした男の主観です。
とりあえず、安い。
何がどうこうって言うか、全体的に低予算の香りしかしない。
本作で重要な位置を占めるであろうマリア像がとにかく安い。

ロビーに展示されていた実物で御座いますが、とにかくチープ。
だもんで、導入のタイを直されるシーンも何か迫力と言うか、耽美さに欠ける。
その他、予算の都合なのだろうか、シンデレラの台本が薄い。
3段組みとかじゃなく、普通に台本風なのに、街で貰えるモモコよりも薄い。
これじゃあシンデレラは城に行ったっきりですぞ?
学園祭のラストシーンではもちろんファイヤーストームなんてありません。
木造校舎の周りをキャンドルで軽く覆っただけです。多分、キャンドルジュンの仕業です。
学園祭後の喧騒なんざ一ミリも伝わってきませんのだ。
かなり人気がある作品だと思っていたのに、
こういう形で映画化するしか無かったのかと思うと残念でなりません。
カメラワークも微妙で、古典的と言うか、とりあえず無難に状況を撮ってます風。
ダンスのシーンだけはやたらグルグル回る。回る。回る。
アレだな、せっかくレール借りたからこれでいっぱい撮って元取ろうぜ、みたいな?
自主製作かよ!?
ああそうだよ、言いたくないけど、これもう完全に自主製作映画だよ。
高校生がちょっと良いカメラ使って、学園祭の出し物として作ったやつだよ。
……言い過ぎました。申し訳ありません。
高校生が赤いリボンのツインテールなのについては今更どうこう言わない。
だけど、せめてもう少しクラスメイトにも何かしら装飾品付けあげてよ。
差別化と言うか、単なる目印としてなのかもしれないけど、
あの学校内において祐巳はただのイタイ娘のようです。
少なくとも装飾品を付けているのは、全編通して祐巳と江利子だけですよ。
人物的な描写で言うと、こちらが持っている勝手なイメージ(主にアニメの)せいなのだが、
例えば、志摩子の髪型なのに細かく髪がピンピン跳ねてボサボサしているという部分に
「あ、何か、違う」って思ってしまうオタ心。
ロケが基本的に風の強い日ばかりだったようで、登場人物達は軒並み髪型が崩れています。
ま、人間だもの。実写だもの。
じゃ、そろそろ内容的な部分に。
ともかく心の台詞を削っているのが痛い。
原作、ドラマCD、漫画、アニメ全てに厳密ではないものの、この描写は付いてきます。
主人公である祐巳がどんな事を考えているのか、それが彼女の行動の動機であるからです。
実写映画なので仕方が無いのですが、これが無くなると、
原作を知っているからこその違和感に支配されます。
例えば連弾のシーン。
簡単に言うと、憧れの人との連弾をいつまでも続けていたいと思う反面、
早く終わっても欲しいという相反する感情から、祐巳はワザとミスをして強制終了、というものですが、
そういう説明を画面から読み取るのは不可能に近い演出なので、
ただ単に祐巳が普通にミスっただけに映ります。
モノローグは祐巳に言わせるのに、自身の心理は言わせて貰えないって、どうなんだろうね。
あ、そうそう、時間の経過を表現するのに、夕暮れの街並みを延々と流すってどうよ?
後、なんつーか基本的に生徒が林の獣道を通って生活してるのが凄いよ。
森に囲まれているのはわかるけど、もう少しまともに舗装された道は無いんですか?
書きながら思ったけど、多分ロケ地に広い場所が無かったんだろうな。
柏木が祥子と揉めるシーンも、外では無く空き教室で、しかも聖と祐巳だけが発見⇒告白を聞く、
という流れなので、大人数の中で祐巳だけが祥子の心を理解していたという展開が消えています。
まぁ細かい点ですが。
残念な事に、柏木はただのガチホモとして処理されています。
このシーンで隣に座っていたkataがニヤリと笑ったのは、完全に見なかったことにしました。
おいおい、どんなドキドキ愉快だよ、ファッキン。
あー、そろそろ疲れてきたので、最後に褒めます。
怒涛の様に褒めまくります。
まず、江利子の演技だけ異様に上手い。
当たり前だ。この子確か、伊吹鬼の後ろに座ってたもんな。屍姫だと主役だったもんな。
それ以外の人物達の台詞は、聞き取りにくいにも程があります。
これ、アフレコして、ない、のかな?
……はっ。褒めないと。
オーズ出演者の別の一面が見れます。
って、これは褒めてない。
上映前諸注意のFLASHアニメのキャストがちゃんといつもの声優だから、凄く落ち着くよ。
その直後にザワザワするけど。
えー、褒めないとね。
あ、スゲーのあった。
モブキャラの女生徒のブサイク加減が神レベル!
「クラスによくいるブス」という、AKBの逆を行くナイスなキャスティングでした。
うん、そんくらい。
けど一見の価値はあるよ。
BD出たら皆見ると良いよ。
実写テニプリは腹筋が破裂しそうでしたが、実写マリみては心の奥がチクチクされる感じでした。
ウム、久々にアレな映画を見たぞぃ。