エニグマぁぁぁぁぁぁっ!な話 第3部
ども、鷹尾です
とお前は言う。
800ページ近い大作だが、最初に言っておくことがある。
と言うか、むしろ一番最初に集英社が注意書きをしておくべきだったのだと思うが、
「これは(これ等は)公式の同人誌です!」
だから、決して内容について批判をしてはいけないのである。
と言うのも、主人公は本編で1コマくらいしか登場しなかった、
ジョセフの父親でリサリサの夫であるジョージなのにも関わらず、
のっけから登場するのは九十九十九である。
なにを言ってるか(ry
少しでも舞城をかじった事がある人ならば既にこの事態を察していただけていると思うが、
「あー、やっちゃったー」がこの後延々と続く。
要約すると、全てのJOJOシリーズを一手に内包して物凄いスケールでどうでもいい物語は展開しているのが本作。
その発想力だけは驚嘆の一言。
ついでに、公式なのかは知らないが、「あれってどうなの?」という疑問に一応の説明が行われている。
例えば、
Q.
吉良とディアボロが戦うとどうなるの?
A.
ディアボロが時間を消した瞬間にバイツァダストが発動して戻ってエンドレスになる。
Q.
6部で世界が1巡したけど、カーズってどうなったの?
A.
究極生命に時間の概念は無効なので、1巡する度に生き残り1人ずつ増えてゆく。
最終的に火星に全員集合してる。
Q.
スタンドって宇宙でどうなの?
A.
問題なく使えます
Q.
7部で出てきた聖人の遺体ってあのゴルゴダの…?
A.
いいえ。ハーミットパープルを頭に巻いたDIOです。
Q.
で、この本のオチは?
A.
何だかんだあって、カーズの活躍により全ての平行世界はDIOの悪しき計画から救われました。
ついでに、ジョージは名前を変えて生きているし、ジョナサンも復活した。
リサリサなんてカーズと出会った上で、スタンド能力まで認識した上で、あえてジョージが生きていることを伝えずにジョセフと会ってるワケなので、シーザー無駄死に。
とにかく圧倒的「トンデモ感」の中で突き進む今作は、同人誌としては超極上だと思う。
例えば薄い本の中には、本編には一切しないモブ男がヒロインを陵辱するものが多数あるが、そういう類だと思っていただきたい。
スタンドによる殺人事件を推理するって、斬新なのかと思いきや、実は本編はずっとそんな感じだった事に気付いた。
規制作品の中に自分のオリジナルキャラを登場させて楽しむ、という方向性の創作物があるのはわかるが、
ここまで大々的にやらかされると清々しいやら何やら…。
気にしたら負けだ。
ホラ、芥川賞候補作家だからさ。
とお前は言う。
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800ページ近い大作だが、最初に言っておくことがある。
と言うか、むしろ一番最初に集英社が注意書きをしておくべきだったのだと思うが、
「これは(これ等は)公式の同人誌です!」
だから、決して内容について批判をしてはいけないのである。
と言うのも、主人公は本編で1コマくらいしか登場しなかった、
ジョセフの父親でリサリサの夫であるジョージなのにも関わらず、
のっけから登場するのは九十九十九である。
なにを言ってるか(ry
少しでも舞城をかじった事がある人ならば既にこの事態を察していただけていると思うが、
「あー、やっちゃったー」がこの後延々と続く。
要約すると、全てのJOJOシリーズを一手に内包して物凄いスケールでどうでもいい物語は展開しているのが本作。
その発想力だけは驚嘆の一言。
ついでに、公式なのかは知らないが、「あれってどうなの?」という疑問に一応の説明が行われている。
例えば、
Q.
吉良とディアボロが戦うとどうなるの?
A.
ディアボロが時間を消した瞬間にバイツァダストが発動して戻ってエンドレスになる。
Q.
6部で世界が1巡したけど、カーズってどうなったの?
A.
究極生命に時間の概念は無効なので、1巡する度に生き残り1人ずつ増えてゆく。
最終的に火星に全員集合してる。
Q.
スタンドって宇宙でどうなの?
A.
問題なく使えます
Q.
7部で出てきた聖人の遺体ってあのゴルゴダの…?
A.
いいえ。ハーミットパープルを頭に巻いたDIOです。
Q.
で、この本のオチは?
A.
何だかんだあって、カーズの活躍により全ての平行世界はDIOの悪しき計画から救われました。
ついでに、ジョージは名前を変えて生きているし、ジョナサンも復活した。
リサリサなんてカーズと出会った上で、スタンド能力まで認識した上で、あえてジョージが生きていることを伝えずにジョセフと会ってるワケなので、シーザー無駄死に。
とにかく圧倒的「トンデモ感」の中で突き進む今作は、同人誌としては超極上だと思う。
例えば薄い本の中には、本編には一切しないモブ男がヒロインを陵辱するものが多数あるが、そういう類だと思っていただきたい。
スタンドによる殺人事件を推理するって、斬新なのかと思いきや、実は本編はずっとそんな感じだった事に気付いた。
規制作品の中に自分のオリジナルキャラを登場させて楽しむ、という方向性の創作物があるのはわかるが、
ここまで大々的にやらかされると清々しいやら何やら…。
気にしたら負けだ。
ホラ、芥川賞候補作家だからさ。